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消費の価値観のシフト [日記・雑記]

これからの時代は大量生産・大量消費はダサいものになってくると思います。バブルの時代はとにかく稼いで、とにかくお金を使うことがカッコいい時代でした。家に別荘、車は数台、服も何年かかって着れるのかっていうくらい買う。使うことより持っていることがステータスっていう時代ですね。バブル景気を知っている人が主な働き手である1990年代、2000年代はまだそういう価値観が主流だったように思います。

でも時代は少しずつ変化しています。バブルを一切知らない世代が主な働き手になりつつあるわけです。まだ30代前半くらいまでの世代ではありますが、確実に価値観は変わっています。

この世代にとって、お金を稼ぐのは簡単なことではありません。バブルの時代に稼いだ人が頑張っていなかったとは言いませんが、今の時代のほうがよっぽど稼ぐのは難しくなっているでしょう。経済成長は横ばいになっているわけですからね。

で、お金を稼ぐのが簡単ではない世代にとっては、仮にたくさんお金を稼いでもメチャクチャにお金を使うのはカッコ悪いわけです。車を2台も持っていてどうするの?家って別に大きい意味はないでしょう?という感じです。今の若い世代は六本木でちゃんねーをはべらせて、ベンツを乗り回してみたいなのはカッコ悪いって思っているんですね。

もちろん、1回くらいそういうことをしてみたいという欲はあるかもしれませんが、メチャクチャに働いて得たお金ですることではないって思っているのです。そういう価値観にシフトしないとです。

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