「わかったつもり」を回避する方法

自分では理解しているつもりで、いざ知識を使おうと思ったらちゃんと理解できていなかったということがあります。

例えば、ある本を読んだとしましょう。そして、知人に「こういう本を最近読んだんだよね」という話をして、「へぇ～、どんな内容だったの？」と聞かれると答えられない…。確かに最初から最後まで読んだし、役に立つ内容だと思ったはずなのに…。こんな場合ですね。

では単なる「わかったつもり」状態を自分で発見するにはどうしたらいいでしょうか？それには自分自身で「つまり？」「もっと言うと？」と質問することです。

「つまり？」は要点を聞く質問です。物事の全体像が分かっていなければ、要点を応えることはできません。本を読んだり、新聞の記事を読んだりしたら、「つまり？」と自分で質問してみましょう。

そして、「もっと言うと？」は補足説明、具体絵的な説明を求める説明です。要点をさらに掘り下げて説明する必要があります。

最低この2つの質問に答えられなければ、情報をインプットしても理解はしていないということです。ちょっと意識してみてください。