ブドウ糖を摂ると仕事がメッチャはかどる！ [脳科学]
体が必要とするエネルギーはタンパク質や脂質からも摂れますが、
脳のエネルギーにできるのはブドウ糖だけなんです。
1日が終わるとどっと疲れが出て眠たくなってしまうのは、
脳が大量のブドウ糖を消費しているから。
脳は実に1日に120グラムものブドウ糖を消費しているんです。
デスクワークなどで体はそこまで疲れていないはずなのに、
疲れている感じがする、イマイチやる気が出ないというときは、
脳のブドウ糖が足りていない可能性が高いです。
脳に十分なブドウ糖がないと、人の集中力・記憶力は
ガクッと低下していわゆる「やる気が出ない」という状況になります。
だからホワイトカラーの仕事であっても
意識的に休憩時間にはブドウ糖が取れる食べ物をとる必要があるんです。
よくスポーツの試合や登山などで休憩時間に甘いものを摂りますが、
体を使うことに限らないということ。
ブドウ糖を意識的に体内にとるようにすると
驚くほど仕事や勉強の効率が上がります。
ブドウ糖は、アメをなめてもいいですし、
砂糖を入れてコーヒーや紅茶を飲むのでもいいです。
ただ1つ注意してほしいのは、ケーキやチョコレート、スナック菓子だと
どうしても必要以上に脂肪をとってしまうこと。
脂肪も体に必要なものではあるのですが、
休憩ごとにこれらをとっていると肥満の原因になるでしょう。
肥満になると脳に必要とされるブドウ糖を体で消費してしまって
脳の回転が悪くなるというデータもあるので気を付けてください。
古今東西、レオナルド・ダ・ヴィンチやエジソンをはじめ
有名な発明家、科学者たちはみな中肉中背でバランスの良い
体を持っていました。
それだけが彼らを天才にしたわけではないですが、
必要条件であったことは確かだと思います。
脂質の摂り過ぎには注意してくださいね(+_+)
大人になるとド忘れが増える脳科学的理由とは？ [脳科学]
「最近物忘れがひどくて…」
「もう歳だからあまり記憶力には自信がない…」
なんて考えたことはありませんか？
苗字で呼びあっている友人の下の名前が出てこなかったり、
セールで買うつもりでいたものを買い忘れてしまったり…
こうゆうことが増えると最近物忘れがひどいと思うかもしれません。
しかし、脳科学的に言うと
「物忘れがひどい」というのは誤解だそうです。
認知症などの病気を除くと、年を取ったから記憶力が落ちるというのは
科学的には間違いなんです。
記憶力は年を取ったからといって低下するものではありません。
では物忘れ・ド忘れが増えてしまう原因は何なのか？
その原因の１つには、子供のころに比べて大人はたくさんの知識を
アタマの中に詰めているから、そのたくさんの中から知識を選び出すのに
時間がかかるということです。
「子供が100個の知識から1つを選ぶのに対して、
大人は10000個の知識から1つを選ぶ」というイメージです。
だから思い出すスピードが違うということ。
その証拠に忘れていたことも人に言われれば、
「あー、それそれ」って思いだしますよね？
頭の中にはきちんとその知識はあったということです。
言い換えるとその情報は頭から消えてしまったわけではない。
現代社会は情報社会です。
大人は子供より触れている情報が圧倒的に多いです。
だからノイズが多くて必要な知識がすぐに出てこないことがあるのです。
意識的に自分にとって重要な情報を選択し、不必要な情報を
省くという意識が必要かもしれません。
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